情シスは高い専門性が求められる職種であり、IT人材も不足していることから、うまく採用できないケースは珍しくありません。
本記事では、情シスを採用できない理由や、IT人材の不足によって生じる企業の課題などについて解説します。
情シスは高い専門性が求められる職種であり、即戦力となる経験者が限られているため、採用できないケースは珍しくありません。基幹システムや社内インフラを扱うため未経験者の採用に不安を感じる企業も多く、結果として採用の間口が狭くなりがちな点も、大きな理由の一つです。
情シスの業務範囲はIT戦略からインフラ運用、ヘルプデスク、DX推進まで非常に幅広く、業務負荷の大きさから敬遠されるケースも少なくないでしょう。
その他にも、情シス人材が持つスキルはIT業界やコンサル業界でも高く評価されるため、より高待遇なキャリアパスを求めて、他業界へ流出しやすい点も理由として挙げられます。
情シスでIT人材不足が起きる主な原因として「経営」「人材市場」「組織認識」の3点が挙げられます。
情シス人材は専門性が高く人件費や育成コストが大きいため、とくに中小企業では採用が難しくなりがちです。IT人材全体の不足と獲得競争の激化により、情シスに必要なスキルを持つ人材を確保しにくいことも原因として考えられます。
その他にも、情シスは売上に直結しにくく、トラブルが起きない限り重要性が認識されにくいため、専任配置が後回しにされやすいことも人材不足を招く原因といえるでしょう。
情シスの人材不足が慢性化している企業の課題は、担当者の精神的負担を増大させて休職や離職を招き、組織全体のIT基盤が不安定になりやすい点です。
情シスの人材不足が進むと、業務が一部の担当者に集中し、ヘルプデスク対応やトラブル処理に追われ、対応の遅れや属人化が発生するリスクが高まります。小さな問題の見過ごしが積み重なることで、大きな障害や業務停止につながるリスクも高まるでしょう。
その他にも、日常業務に追われてセキュリティ対策やIT戦略、DX推進に手が回らず、企業の成長を阻害する要因にもなり得ます。
情シスの人手不足が深刻化している企業の方で、課題解決の糸口が見つからない場合は、MSPサービスの利用がおすすめです。MSPサービスとは、ITシステムやネットワークの運用・監視・保守を外部の専門業者が代行するサービスのことです。
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運用体制から選べるMSPサービスを紹介する当メディア『とまRun365』では、ITアウトソーシング(代行)するメリットやMSPサービスとの関係といった基礎知識をまとめています。併せてチェックしてください。
※1 金融機関などで求められる、厳格なセキュリティ基準のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/02/newsrelease240220_1.html)
※2 クラウドサービス向けの国際的なセキュリティ認証のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.tsi.toppan.com/service/reason/center/index.html)