IT運用体制から自社に合うMSPサービスが見つかるサイト│とまRun365

サーバー保守の基礎知識

目次

サーバー保守(サーバーメンテナンス)とは、サーバーを止めずに使い続けるために行う点検・更新・障害対応などの業務のことです。本記事では、サーバー保守の意味や具体的な作業内容、運用・監視との違いを整理したうえで、自社だけで保守体制を維持するのが難しい場合の選択肢についても解説します。情シスやIT部門担当者の方はぜひチェックしてください。

サーバー保守(メンテナンス)の基礎知識
POINT
この記事でわかること
  • サーバー保守(メンテナンス)は、障害を防ぐ「予防」と、障害から戻す「復旧」の両方を担う業務
  • 主な作業内容は、ハードウェア点検・OSやミドルウェアの更新・バックアップ・監視とアラート対応・障害対応・セキュリティ管理
  • 「監視」は異常に気づく業務、「運用」は日々の定型業務、「保守」は直す・更新する業務という違いがある
  • 24時間365日の保守体制を自社だけで維持するのが難しい場合は、監視や一次対応などをMSPサービスに切り出す方法がある

サーバー保守(サーバー
メンテナンス)とは

サーバー保守とは、サーバーを常に安定して稼働させるために行う点検・修正・復旧などの管理業務のことです。IT分野では「サーバー保守」と「サーバーメンテナンス」はほぼ同じ意味で使われています。

コンピューターシステムのメンテナンスは、日常的な点検や修正によってトラブルを未然に防ぎ、トラブルが起きた際には早く解決できる状態を保つことを目的としています※。保守の対象となるサーバーは、Webサーバーやアプリケーションサーバー、データベースサーバー、ファイルサーバーなど多岐にわたります。

予防のための保守と
復旧のための保守がある

サーバー保守は、大きく2つの役割に分けて考えると整理しやすくなります。

▼左右にスクロールできます▼
種類 目的 主な作業の例
予防のための保守
(定期メンテナンス)
障害が起きる前に、原因になりそうな要素を取り除く ハードウェアの点検、OS・ソフトウェアの更新、セキュリティパッチの適用、バックアップの確認
復旧のための保守
(緊急メンテナンス)
障害が起きた後に、できるだけ早く正常な状態へ戻す 原因の切り分け、故障部品の交換、データの復元、再発防止策の実施

障害が起きてから対応するだけでは、停止時間が長くなりやすく、業務への影響も大きくなります。日ごろの予防的なメンテナンスと、障害発生時の迅速な復旧の両方がそろって、はじめて安定稼働を支えられます。

オンプレミスとクラウドで
保守の範囲が変わる

自社でサーバー機器を保有するオンプレミス環境では、ハードウェアの点検や部品交換からOS・アプリケーションの更新まで、幅広い保守を自社(または保守契約先)が担います。

一方、クラウドサーバーでは物理的な機器の保守はクラウド事業者が担いますが、すべてを任せられるわけではありません。たとえばAWSの責任共有モデルでは、仮想サーバー(Amazon EC2)を利用する場合、ゲストOSの更新やセキュリティパッチの適用、アプリケーションの管理は利用者側の責任とされています※。クラウドに移行した後も、OS・ミドルウェアの保守や監視は自社で体制を用意する必要がある点に注意しましょう。

サーバー保守の重要性

現代において情報は重要な資産となりえるため、サーバー保守の重要性は高いといえます。ITシステムを常に止めずに運用し続けることは簡単ではなく、ハードウェアの劣化やソフトウェアの不具合、アクセス集中、サイバー攻撃など、障害の原因はさまざまです。サーバーに障害が生じると、売上などの機会損失や、取引先・顧客からの信頼低下につながる可能性があります。

また、OSやソフトウェアの更新を怠ると脆弱性が残ったままになり、情報漏えいなどのリスクも高まります。サーバー保守は「何も起きない状態」を維持するための業務であり、事業継続を支える土台といえるでしょう。

CHECK
サーバー保守の外部委託で
コスト削減やリソース確保に
つながる

サーバー保守の外部委託手段のひとつとして、24時間365日の監視や一次対応を行うMSPサービスがあります。MSPサービスで対応できる業務として、システムの運用・監視やセキュリティ対策などが挙げられます。

当メディアでは、自社のIT運用体制から選べるおすすめのMSPサービス3選を紹介しています。サーバー保守の負担やコスト削減、本業へのリソース確保を目指すなら、MSPサービスの導入も検討してみてください。

サーバー保守・
メンテナンスの作業内容

サーバー保守の作業内容は、定期的に行うものと、異常が起きたときに随時行うものに分かれます。主な作業は次のとおりです。

▼左右にスクロールできます▼
作業 主な内容 タイミング
ハードウェアの点検・部品交換 ディスク・電源ユニット・ファンなどの状態確認、故障部品の交換 定期/故障時
OS・ミドルウェアの更新 セキュリティパッチやバグ修正の適用、バージョンアップ 定期/緊急時
バックアップ・リストア確認 バックアップの取得、正常に復元できるかの確認 定期
監視・アラート対応 死活・リソース・ログの監視、アラート受信時の確認と通知 常時
障害対応・復旧 原因の切り分け、再起動などの一次対応、復旧作業、再発防止 障害発生時
セキュリティ管理 アカウント・アクセス権の管理、脆弱性の確認と対策 定期/随時

ハードウェアの点検・部品交換

ディスクやメモリ、電源ユニット、冷却ファンなどの状態を確認し、故障の兆候がある部品を交換します。ハードウェアは経年劣化が避けられないため、ランプ表示や警告音、管理ツールのアラートを見逃さないことが重要です。部品を二重化(冗長化)しておけば、サーバーを止めずに交換できる場合もあります。

OS・ミドルウェアの更新

OSやWebサーバー、データベースなどのミドルウェアに対し、セキュリティパッチやバグ修正を適用します。更新には再起動が必要な作業も多いため、業務への影響が少ない夜間や休日に計画的に実施し、事前に利用者へ告知するのが一般的です。ゲームやWebサービスで見かける「サーバーメンテナンス中」という表示も、こうした計画的な保守作業によるものです。

バックアップ・リストア確認

障害やデータ消失に備えて、定期的にバックアップを取得します。バックアップは取得するだけでなく、実際に復元(リストア)できるかを確認しておくことが大切です。いざというときに復元できなければ、バックアップの意味がなくなってしまいます。

監視・アラート対応

サーバーが応答しているか(死活監視)、CPU・メモリ・ディスク容量に余裕があるか(リソース監視)、エラーが出ていないか(ログ監視)などを確認し、異常があればアラートで検知します。障害の予兆を早くつかむほど、大きなトラブルを防ぎやすくなります。

障害対応・復旧

サーバーダウンやパフォーマンス低下が起きた際に、ログなどから原因を切り分け、復旧させる作業です。障害の発生から対応開始までの時間が、被害の大きさを左右するため、あらかじめ障害対応の手順書を整備し、アラートを受けたらすぐに一次対応へ移れる体制を整えておくことが重要です。復旧後は原因を確認し、再発防止策を講じます。

セキュリティ管理

アカウントやアクセス権を適切に管理し、退職者のアカウント削除や不要な権限の整理を行います。あわせて脆弱性情報を確認し、必要に応じて設定変更やパッチ適用などの対策を講じます。

サーバー保守と
運用・監視の違い

サーバー保守は、「運用」や「監視」と混同されがちです。それぞれの違いを簡単にまとめると、「監視」は異常に気づく業務、「運用」は日々の定型業務を回す業務、「保守」は直す・更新する業務といえます。

▼左右にスクロールできます▼
監視 運用 保守
目的 異常や予兆に早く気づく システムを日々正常に動かし続ける 不具合を直し、良い状態に保つ
主な業務 死活監視、リソース監視、ログ監視、アラート通知 バックアップ、ジョブ管理、アカウント管理、定型作業 部品交換、パッチ適用、障害の原因調査・復旧
発生の仕方 常時(24時間365日) 日常的・定期的 計画的/突発的

監視は運用業務の一部として扱われることも多く、実際の現場では3つをまとめて「保守運用」「運用保守」と呼び、同じ担当者やチームが対応しているケースも少なくありません。外部に委託する場合や保守契約を結ぶ場合は、監視・通知、障害の一次対応、復旧作業などを誰がどこまで担うのかを事前に整理しておきましょう。役割分担が明確になっていれば、障害発生時の連絡や引き継ぎがスムーズになり、自社に必要な委託範囲も選びやすくなります。

自社だけでサーバー保守
体制を維持する難しさ

サーバー保守は「障害が起きないこと」が当たり前と思われやすい一方で、その状態を保つには継続的な体制が必要です。特に少人数の情シスやインフラチームでは、次のような課題を抱えやすくなります。

24時間365日の
対応体制を組みにくい

障害は平日の業務時間内に起きるとは限りません。夜間・休日の監視や障害対応まで社内で担う場合、当番制やオンコール体制を組む必要があります。担当者が1〜2名しかいない企業では、休日でも呼び出しに備え続けることになり、心身の負担が大きくなりがちです。

担当者に業務が属人化しやすい

サーバーの構成や障害時の対応手順が、特定の担当者の経験に頼っているケースも少なくありません。その担当者が休暇中だったり退職したりすると、障害時に誰も対応できない状況に陥るおそれがあります。

人材の確保が難しい

IT人材の確保は多くの企業にとって課題です。IPA(情報処理推進機構)の調査では、DXを推進する人材の量が「不足している」と回答した日本企業は85.1%にのぼります※。夜間・休日の待機を伴う保守担当者を新たに採用・育成するのは、簡単ではありません。

本来の業務に時間を割けない

アラート対応やパッチ適用などの保守作業に追われると、システム開発や業務改善、DX推進といった本来取り組みたい業務が後回しになります。サーバー台数やクラウド環境が増えるほど、保守にかかる工数も膨らんでいきます。

次のような状況に当てはまる場合は、保守体制の見直しや外部委託を検討するタイミングといえるでしょう。

  • 夜間・休日のアラートに、特定の担当者が毎回対応している
  • サーバー保守を担当できる人が社内に1〜2名しかいない
  • パッチ適用やバックアップの確認が後回しになっている
  • 障害時の対応手順が文書化されておらず、担当者しか分からない
  • サーバーやクラウド環境が増え、監視対象を把握しきれていない
  • 保守期限が近い機器やOSがある

サーバー保守は
MSPサービスに任せられる

自社だけでサーバー保守体制を維持するのが難しい場合の選択肢のひとつが、MSPサービスです。MSP(マネージドサービスプロバイダー)とは、サーバーやネットワークなどITインフラの監視・運用・保守を代行するサービス事業者のことです。

MSPサービスに任せられる業務

MSPサービスの対応範囲は事業者やプランによって異なりますが、主に次のような業務を任せられます。

  • 24時間365日のサーバー監視
  • アラートの受信と担当者への通知
  • 障害対応手順書に基づく一次対応
  • 原因調査や復旧に向けた技術支援
  • パッチ適用やアカウント管理などの定型運用
  • 障害対応手順書の作成や、インフラの設計・構築・改善に関する支援

MSPサービスの多くは、自社の状況に合わせて任せる範囲を選べます。たとえば「アラートの受信と通知だけを任せる」「夜間・休日の一次対応まで任せる」「エンジニアに設計や改善の作業も依頼する」といったように、必要な業務を組み合わせて利用できるサービスもあります。社内の人員やノウハウに合わせて委託範囲を決めることで、無理なく保守体制を整えられます。

MSPサービスを選ぶときのポイント

MSPサービスを比較する際は、次のポイントを確認しておきましょう。

  • 対応範囲:監視・通知、障害一次対応、エンジニアによる作業支援など、自社に必要な範囲を選べるか
  • 対応時間と体制:24時間365日対応か、有人対応か、エンジニアに直接相談できるか
  • 料金体系:サーバー台数・OS単位の課金か、対応件数単位の定額制かなど、サーバーが増えたときに費用がどう変わるか
  • 対応できる環境:クラウド、オンプレミス、両者が混在するハイブリッド環境に対応しているか
  • セキュリティ:運用拠点のセキュリティ対策や認証取得状況、SLA(サービス品質の合意)の内容

どのポイントを重視すべきかは、自社のIT運用体制によって変わります。当メディアでは、運用体制別に次の3つのMSPサービスをおすすめしています。

▼左右にスクロールできます▼
自社の運用体制 重視したいポイント おすすめのMSPサービス
EC事業者やSaaS企業など
サーバー台数や監視対象が多い
サーバー台数無制限の定額制で、台数が増えても予算を組みやすい ベアサポート
(リンク)
製造業やコールセンターなど
インフラ環境が複雑
クラウドとオンプレミスが混在する環境の運用代行 システム運用監視サービス
(アイティーエム)
公共インフラや医療機関など
厳格なセキュリティ要件がある
セキュリティ体制が整った拠点からの監視・運用 AWS監視・運用支援サービス
(TOPPANエッジITソリューション)
CHECK
自社の運用体制に合う
MSPサービスを比較しよう

サーバー保守を外部に任せる際は、機能や価格に加えて、今の運用体制にどうなじむかという視点で選ぶことが大切です。

当メディアでは、運用体制別に選べるMSPサービス3選について、特徴や料金、導入事例を詳しく紹介しています。夜間・休日の保守負担を減らしたい方や、保守体制の見直しを検討している方は、ぜひ比較してみてください。

サーバー保守費用の相場

管理するサーバーの規模や保守する範囲、作業内容などによって保守・運用にかかる費用は大きく異なります。一般的なサーバー保守・運用にかかる費用は、サーバー構築費用の10%〜15%が目安※です。サーバー構築から始める場合は、サーバー本体やソフトウェアなどが必要になるため、数十万円〜数百万円ほどの初期費用がかかるでしょう。

サーバー保守契約

サーバー保守契約には「準委任契約」と「請負契約」などの形態があり、SLA(サービスレベル合意)の内容も重要です。契約形態やSLAの役割を理解しないまま契約すると、いざというときに期待した対応を受けられないこともあります。契約時に確認すべきポイントを解説します。

サーバー管理を丸投げできる?

サーバー管理を自社で行っている場合、土日や休日の監視・障害対応がエンジニアや情シス担当者の負担になることがあります。すべてを外部に任せるのが不安な場合でも、休日の監視やアラート発生時の一次対応だけを外注することで、社員の負荷を軽減しながら安定した運用体制を整えやすくなります。外注できる業務範囲や依頼先の選び方を知り、自社に合ったサーバー管理体制を検討しましょう。

サーバー保守の導入事例

MSPサービスは、24時間365日の監視、セキュリティ対策のノウハウ提供といった、重要度の高いサーバー保守に貢献しています。自社だけで維持することが難しい監視体制も、MSPサービスを導入することで解決につなげることが可能です。ITシステムの運用に課題を感じている担当者の方は、各企業が実際にMSPサービスを導入した事例を参考に、導入を検討してみてください。

サーバーの保守切れの
リスクとは

サーバーは、構築してから永続的に利用できるわけではなく、保守期限が必ず設定されています。保守期限が切れるとサイバー攻撃への対処が難しくなるため、セキュリティ面におけるリスクが大きくなるでしょう。サーバー保守が切れるリスクに備えるためには、保守期限の管理を徹底し、期限切れになる前に延長サポートやMSPサービスの導入を検討するのがおすすめです。

よくあるサーバートラブルの
原因と初動対応

サーバー保守の現場では、さまざまなトラブルへの対応が求められます。代表的なトラブルの原因と、確認すべきポイントを紹介します。

サーバーダウンの原因

サーバーダウンの主な原因として「アクセス集中」「ハードウェア障害」「サイバー攻撃」が挙げられます。サーバーがダウンしてしまうと、金銭的な損失や社会的信用の低下など、さまざまな損失が生じるかもしれません。自社にとって大切な資産を守るためには、サーバーダウンの対処方法を知り、未然に防ぐ対策を講じておくことが重要です。

サーバーが重い原因

サーバーが重い原因は、CPU負荷・メモリ不足・ディスクI/O・ネットワーク負荷のいずれかにあることがほとんどです。原因を特定せずに対処すると状況を悪化させかねません。原因の調べ方や原因別の対処法、重くなる前に気づくための監視のポイントを解説します。

サーバーが起動しない原因

サーバーが起動しないトラブルは業務停止に直結します。原因は電源系トラブル・ハードウェア障害・OS/ブートの問題などに分類され、あわてて操作するとデータ消失などの二次被害を招くおそれもあります。症状の切り分け手順や初動対応の注意点を解説します。

サーバーの赤ランプが点滅する原因

サーバーの赤ランプが点滅している場合、「ディスク障害」「RAID異常」「電源ユニット異常」「ファン停止・温度異常」などが発生している可能性があります。サーバー自体が稼働していても、異常を放置するとサーバーダウンやデータ消失につながるおそれがあるため、早めの原因確認と初動対応が重要です。とくに土日・夜間に発生した場合は、社内担当者の負担が大きくなりやすいため、監視体制の見直しも検討しておきましょう。

サーバーのビープ音が止まらない原因

サーバーから「ピーピー」という音が鳴り続けている場合、ハードウェア障害やファン異常、ストレージ・UPSのトラブルなどが発生している可能性があります。警告音を止めるだけでは根本的な解決にならず、原因を確認しないまま放置すると、サーバーダウンやデータ消失につながるかもしれません。特に土日・休日に異常音が発生した場合は、社内担当者に負担が集中しやすいため、初動対応の流れや監視体制を整えておくことが重要です。

サーバーログの見方

サーバーログは障害調査やセキュリティ対策に欠かせない記録で、システムログ・アプリケーションログ・アクセスログ・セキュリティログなどの種類があります。ログの種類ごとの見方や、LinuxとWindows Serverでの確認方法、効率的な管理のポイントを解説します。

よくある質問

Q サーバー保守とサーバーメンテナンスは同じ意味ですか?

A ほぼ同じ意味で使われています。「保守」は英語のmaintenance(メンテナンス)の訳語にあたり、どちらもサーバーを安定稼働させるための点検・更新・障害対応などを指します。
ただし、事業者や契約によって「保守」に含まれる作業の範囲は異なるため、外部に依頼する際は対象となる作業内容を具体的に確認しておきましょう。

Q 「サーバーメンテナンス中」と表示されるのはなぜですか?

A OSやソフトウェアの更新、機器の点検・交換などの保守作業を行うために、サービスを一時的に停止しているためです。
利用者への影響を抑えるため、深夜や休日など利用の少ない時間帯に実施し、事前に告知するのが一般的です。不具合への対応として、予告なく緊急メンテナンスが行われることもあります。

Q サーバー保守は一部の業務だけ外部に任せられますか?

A 任せられます。MSPサービスの中には、アラートの受信・通知、夜間・休日の障害一次対応、エンジニアによる作業支援など、必要な業務を選んで委託できるものもあります。
社内に残す業務と外部に任せる業務の境界を明確にしておくことで、障害発生時の連絡や引き継ぎがスムーズになります。

Q サーバー保守の外部委託先は何を基準に選べばよいですか?

A 対応範囲(監視・通知、障害一次対応、エンジニアによる作業支援など)、対応時間と体制、料金体系、対応できるインフラ環境、セキュリティ体制の5点を確認しましょう。
どの点を重視すべきかは、サーバー台数やインフラ環境、求められるセキュリティ水準など、自社の運用体制によって変わります。

IT運用体制別
MSPサービス3選
EC事業者やSaaS企業など監視対象のサーバー台数が多いなら
EC事業者やSaaS企業など
監視対象のサーバー台数が多い
なら
ベアサポート
提供:リンク
サーバー台数が多い企業こそ
コストも手間も抑えられる
  • サーバ台数無制限の定額制(月50件対応まで)のため、監視対象のサーバーが多くてもコストが膨れ上がらない。
  • マルチクラウド対応で、いま利用している監視ツールそのままに継続利用可能。アラートの通知先を切り替えるだけなので導入ハードルが低い。
インフラ環境
  • クラウド
  • オンプレミス
製造業やコールセンターなどハイブリッドクラウド環境なら
製造業やコールセンターなど
ハイブリッドクラウド環境
なら
システム運用監視サービス
提供:アイティーエム
複雑なインフラ環境でも
運用・監視に対応できる
  • データセンターでの管理や古いオンプレミスと新しいクラウド環境など、インフラ環境が混在していても、運用体制ごと任せられる。
  • 定期的なパッチ当てやアカウント管理など、IT専任者がいなくても運用体制そのものをプロへアウトソースできる。
インフラ環境
  • クラウド
  • オンプレミス
インフラ企業や医療機関など厳格なセキュリティ要件があるなら
インフラ企業や医療機関など
厳格なセキュリティ要件がある
なら
AWS監視・運用支援サービス
提供:TOPPANエッジITソリューション
高いセキュリティ環境から
監視を代行してもらえる
  • FISC安全対策基準※1に準拠し、ISMSクラウドセキュリティ認証※2も取得した堅牢なデータセンター内から監視作業を実施。
  • 自然災害などの物理的侵入対策やサイバー攻撃へのセキュリティ対策が整っており、システム停止が人命に直結する業種でも任せられる。
インフラ環境
  • クラウド
  • オンプレミス

※1 金融機関などで求められる、厳格なセキュリティ基準のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/02/newsrelease240220_1.html)
※2 クラウドサービス向けの国際的なセキュリティ認証のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.tsi.toppan.com/service/reason/center/index.html)