サーバー保守は、企業のITシステムを安定して稼働させるために欠かせない業務です。しかし「具体的にどんな仕事をするのか」がわかりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。本記事では、サーバー保守の仕事内容や求められるスキル、業務負担を軽減する方法について解説します。
サーバー保守の仕事とは、企業や組織が使用するサーバーを安定して稼働させ、サービスを途切れなく提供できる状態を維持する業務のことです。具体的には、監視・メンテナンス・バックアップ・トラブルシューティング・セキュリティ管理といった幅広い業務が含まれます。
これらは一度行えば終わりというものではなく、日々の積み重ねによってサーバーの安定稼働を支えています。
CPU使用率やメモリ消費、ディスク容量、ネットワークトラフィックなどのパフォーマンス指標をリアルタイムで監視します。異常の兆候を早期に検知することで、大きな障害を未然に防ぎます。
OSやアプリケーションソフトウェアの更新を定期的に実施し、バグ修正やセキュリティパッチを適用します。また、故障リスクのあるハードディスクを新品に交換するなど、ハードウェア面の保守も含まれます。
サーバー障害やデータ損失に備え、定期的にデータのバックアップを実施します。バックアップデータはクラウド上に保存することが一般的で、万が一の際に迅速に復旧できる体制を整えます。
サーバーがダウンしたりパフォーマンスが低下したりした際に、原因を特定して迅速に対処します。ログの解析やハードウェア・ネットワークの診断など、専門的な知識が求められる業務です。
アクセス権を適切に設定し、権限のないユーザーがシステムにアクセスできないよう制御します。あわせて定期的に脆弱性診断を実施し、セキュリティホールがあれば速やかに修正します。
サーバー保守には、OS(LinuxやWindows Server)やネットワーク、ハードウェアに関する幅広い知識が求められます。加えて、障害発生時に原因を切り分ける論理的思考力や、突発的なトラブルにも冷静に対応できる問題解決力も重要です。
また、セキュリティに関する知識や、障害内容を関係者へ正確に伝えるコミュニケーション力も欠かせません。
サーバー保守は業務範囲が広く、24時間365日の対応が求められる場合もあるため、担当者の負担が大きくなりがちです。特に情シスが少人数の企業では、保守業務が特定の担当者に集中し、属人化してしまうケースも少なくありません。
こうした課題を解決する手段のひとつが、専門事業者への外部委託です。
サーバー保守の仕事は多岐にわたり、専門知識と継続的な体制が求められます。自社での対応が難しい場合は、監視・運用・保守をまとめて委託できるMSPサービスを活用することで、担当者の負担を抑えながら安定稼働を実現できます。
当メディアでは、IT運用体制から選べるおすすめのMSPサービスを紹介しています。サーバー保守の負担軽減を検討している方はぜひ参考にしてください。
運用体制から選べるMSPサービスを紹介する当メディア『とまRun365』では、サーバー保守の重要性などの基礎知識を紹介しています。ぜひ、併せてチェックしてください。
※1 金融機関などで求められる、厳格なセキュリティ基準のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/02/newsrelease240220_1.html)
※2 クラウドサービス向けの国際的なセキュリティ認証のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.tsi.toppan.com/service/reason/center/index.html)