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サーバーが起動しない原因と対処法

目次

サーバーが起動しないというトラブルは、業務停止に直結する重大な事態です。あわてて操作すると、かえってデータ消失などの二次被害を招くおそれもあります。本記事では、サーバーが起動しない主な原因と切り分けの手順、初動対応の注意点について解説します。

サーバーが起動しない
4つの症状分類

サーバーの起動トラブルは、症状によって次の4つに分類できます。まずは自社のサーバーがどの状態にあるかを把握することが、原因特定の第一歩です。

  • No Power
    電源がまったく入らない状態。
  • No POST
    電源は入るが、起動時の自己診断(POST)に失敗する状態。
  • No Boot
    POSTは完了するが、OSの起動に失敗する状態。
  • No Video
    電源が入りPOSTも通るが、画面が表示されない状態。

サーバーが起動しない
主な原因

サーバーが起動しない原因は、大きく電源系トラブル・ハードウェア障害・OS/ブートの問題・仮想基盤/ストレージ側の障害に分類されます。

電源系のトラブル

電源ケーブルの抜けや電源ユニットの故障、ブレーカーの遮断などが原因で電源が入らないことがあります。複数のサーバーが同時に起動しない場合は、ラック内のPDUや電力供給元も確認が必要です。

ハードウェア障害

メモリエラーやHDD・SSDの故障、RAIDのDEGRADED/FAILED状態、ケーブル不良などにより、POSTエラーやブートデバイスエラーが表示されることがあります。

OS・ブートの問題

システムファイルの破損やブート設定の異常、ストレージの認識不良などにより、POSTは通ってもOSが起動しないケースです。

切り分けと
初動対応の手順

電源が入らない場合は、まず電源まわりを確認します。冗長電源の場合は背面の電源ケーブルをすべて抜き、前面の電源ボタンを約10秒長押しして内部を放電させ、数分待ってからケーブルを差し戻す方法が有効なことがあります。

それでも改善しない場合や、POSTエラー・ブートエラーが表示される場合は、ハードウェアやOSの問題が疑われます。ディスク障害が疑われる場合、通電や再起動を繰り返すとデータ消失のリスクが高まるため、無理な操作は避け、専門事業者やメーカーへ相談することが重要です。

起動トラブルに
備えるための対策

サーバーの起動トラブルは、いつ発生するか予測できません。特に夜間や休日に発生すると、担当者が急きょ対応に追われ、復旧が長引くこともあります。

日頃から定期的なバックアップやハードウェアの点検を行い、障害を早期に検知できる監視体制を整えておくことで、被害を最小限に抑えられます。

まとめ
起動トラブルの早期対応は
MSPサービスが有効

サーバーが起動しないトラブルは業務停止に直結し、無理な操作は二次被害を招くおそれもあります。24時間365日の監視や一次対応を専門事業者に委託できるMSPサービスを活用すれば、障害の早期検知と迅速な復旧が期待できます。

当メディアでは、IT運用体制から選べるおすすめのMSPサービスを紹介しています。IT担当者や情シスの方はぜひ参考にしてください。

サーバー保守の基礎知識を他にも解説

運用体制から選べるMSPサービスを紹介する当メディア『とまRun365』では、サーバー保守の重要性などの基礎知識を紹介しています。ぜひ、併せてチェックしてください。

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※1 金融機関などで求められる、厳格なセキュリティ基準のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/02/newsrelease240220_1.html)
※2 クラウドサービス向けの国際的なセキュリティ認証のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.tsi.toppan.com/service/reason/center/index.html)