サーバーが起動しないというトラブルは、業務停止に直結する重大な事態です。あわてて操作すると、かえってデータ消失などの二次被害を招くおそれもあります。本記事では、サーバーが起動しない主な原因と切り分けの手順、初動対応の注意点について解説します。
サーバーの起動トラブルは、症状によって次の4つに分類できます。まずは自社のサーバーがどの状態にあるかを把握することが、原因特定の第一歩です。
サーバーが起動しない原因は、大きく電源系トラブル・ハードウェア障害・OS/ブートの問題・仮想基盤/ストレージ側の障害に分類されます。
電源ケーブルの抜けや電源ユニットの故障、ブレーカーの遮断などが原因で電源が入らないことがあります。複数のサーバーが同時に起動しない場合は、ラック内のPDUや電力供給元も確認が必要です。
メモリエラーやHDD・SSDの故障、RAIDのDEGRADED/FAILED状態、ケーブル不良などにより、POSTエラーやブートデバイスエラーが表示されることがあります。
システムファイルの破損やブート設定の異常、ストレージの認識不良などにより、POSTは通ってもOSが起動しないケースです。
電源が入らない場合は、まず電源まわりを確認します。冗長電源の場合は背面の電源ケーブルをすべて抜き、前面の電源ボタンを約10秒長押しして内部を放電させ、数分待ってからケーブルを差し戻す方法が有効なことがあります。
それでも改善しない場合や、POSTエラー・ブートエラーが表示される場合は、ハードウェアやOSの問題が疑われます。ディスク障害が疑われる場合、通電や再起動を繰り返すとデータ消失のリスクが高まるため、無理な操作は避け、専門事業者やメーカーへ相談することが重要です。
サーバーの起動トラブルは、いつ発生するか予測できません。特に夜間や休日に発生すると、担当者が急きょ対応に追われ、復旧が長引くこともあります。
日頃から定期的なバックアップやハードウェアの点検を行い、障害を早期に検知できる監視体制を整えておくことで、被害を最小限に抑えられます。
サーバーが起動しないトラブルは業務停止に直結し、無理な操作は二次被害を招くおそれもあります。24時間365日の監視や一次対応を専門事業者に委託できるMSPサービスを活用すれば、障害の早期検知と迅速な復旧が期待できます。
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※1 金融機関などで求められる、厳格なセキュリティ基準のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/02/newsrelease240220_1.html)
※2 クラウドサービス向けの国際的なセキュリティ認証のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.tsi.toppan.com/service/reason/center/index.html)