「サーバーが重い」「動作が遅い」と感じたとき、原因を特定せずに対処しようとすると、かえって状況を悪化させてしまうことがあります。サーバーが重くなる原因は複数あり、原因ごとに適切な対処法が異なります。本記事では、サーバーが重い主な原因や調べ方、対処法について解説します。
サーバーが重くなる原因は、CPU負荷・メモリ不足・ディスクI/O・ネットワーク負荷のいずれかにあることがほとんどです。まずはどこにボトルネックがあるのかを切り分けることが重要です。
処理量が多いプログラムの実行やアクセス集中により、CPU使用率が上限に張り付くと、処理待ちが発生して全体の動作が遅くなります。ロードアベレージが高い場合は、CPU・メモリ・ディスクI/Oのいずれかに問題があると考えられます。
メモリが不足すると、本来メモリ上で行う処理をディスクで肩代わりする「スワップ」が発生します。スワップが多発するとパフォーマンスが大きく低下するため、メモリ増設や不要なアプリケーションの削減を検討する必要があります。
スワップが発生していないにもかかわらず動作が遅い場合は、ディスクの読み書き(I/O)が追いついていない可能性があります。ディスク入出力の値が常に大きい場合は、ディスクがボトルネックになっていると考えられます。
通信量の増加や回線の帯域不足によって、データの送受信が滞り、サーバーの応答が遅くなることがあります。外部からの過剰なアクセスが原因となっているケースもあります。
原因を特定するには、思い込みで設定を変えず、コマンドやツールで「証拠」を確認することが大切です。
Linuxサーバーの場合は、uptimeやtopコマンドでロードアベレージやCPU・メモリの状況を、vmstatコマンドでディスク入出力の状況を確認できます。Windows Serverの場合は、タスクマネージャーやリソースモニターからCPU・メモリ・ディスクの負荷を確認できます。
いずれの場合も、根本原因を特定せずに闇雲な対症療法を行うと問題が再発しやすいため、注意が必要です。
サーバーが重くなる兆候は、日常的にリソースを監視していれば早期に把握できます。CPUやメモリ、ディスクの使用状況を常時監視し、閾値を超えた際にアラートで通知する体制を整えることで、深刻なパフォーマンス低下やサーバーダウンを未然に防ぐことが可能です。
サーバーが重い原因はさまざまで、正確な特定と適切な対処には専門知識が必要です。24時間365日の監視や原因調査を専門事業者に委託できるMSPサービスを活用すれば、パフォーマンス低下の兆候を早期に把握し、安定稼働を維持できます。
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Q CPUやメモリ使用率が高ければ、それがサーバーが重い原因ですか?
A
高い使用率は手掛かりになりますが、それだけで原因とは判断できません。
ディスクI/O、ネットワーク、データベース、アプリケーション処理なども確認し、遅くなった時間帯の指標を比較しましょう。 判断時はログだけではなく、症状の発生時刻、ハードウェア状態、バックアップ、業務影響を組み合わせて見ることで、サーバーが重い原因を性能・負荷・障害の観点から整理しやすくなります。
Q 急に重くなった場合と、徐々に遅くなった場合では調べ方が変わりますか?
A
急な変化では直前の設定変更やリリース、障害を確認し、徐々に悪化した場合はデータ量やアクセス数、ディスク容量の増加などを確認すると切り分けやすくなります。
ログと症状の発生時刻が同じでも、ハードウェア状態・バックアップ・業務影響の条件が違えば評価は変わるため、複数条件を合わせると、サーバーが重い原因を性能・負荷・障害の観点から整理しやすくなります。 サーバー 重い 原因の条件を比較するときは、症状の発生時刻とハードウェア状態を分けて見ることで、結果の差がどこから生じたか把握しやすくなります。
Q 業務時間だけサーバーが重い場合、何を確認すればよいですか?
A
同時アクセス数、定期バッチ、バックアップ、外部サービスとの通信など、時間帯に連動する処理を確認しましょう。
平常時とピーク時の性能指標を比較すると原因を見つけやすくなります。 ログ、バックアップ、症状の発生時刻を分けて見ると、ハードウェア状態や業務影響が結果へ与える影響も切り分けやすくなり、サーバーが重い原因を性能・負荷・障害の観点から整理しやすくなります。 症状の発生時刻とハードウェア状態の関係も、サーバー 重い 原因を判断する際の前提に含まれ、条件が変わると評価も変わる点に注意が必要です。
Q サーバー・ネットワーク・アプリのどこが遅いか分からない場合はどうしますか?
A
サーバーのリソース、通信遅延、アプリケーションの応答、データベース処理時間を順に確認します。
監視項目を横断して同じ時刻で比較すると、ボトルネックを絞り込みやすくなります。 ログの数値や有無だけでは判断しにくく、症状の発生時刻・ハードウェア状態・バックアップ・業務影響も比較要素に含めると、サーバーが重い原因を性能・負荷・障害の観点から整理しやすくなります。 バックアップの違いを比べる際は業務影響も同じ条件で見ることが、サーバー 重い 原因の判断基準をそろえるうえで重要です。
Q サーバーを増強すれば、重さは解決しますか?
A
リソース不足が原因なら改善が期待できますが、設定不備や非効率な処理が原因の場合は増強だけでは再発する可能性があります。
原因を特定し、チューニングと増強のどちらが適切か判断しましょう。 ログと症状の発生時刻に加え、ハードウェア状態、バックアップ、業務影響までを実際の運用条件として分けて評価すると、サーバーが重い原因を性能・負荷・障害の観点から整理しやすくなります。
※1 金融機関などで求められる、厳格なセキュリティ基準のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/02/newsrelease240220_1.html)
※2 クラウドサービス向けの国際的なセキュリティ認証のこと。参照元:TOPPANエッジITソリューション公式HP(https://www.tsi.toppan.com/service/reason/center/index.html)